VOYAGE GROUP VR室ブログ

VOYAGE GROUP VR室のブログです。コンテンツの紹介や制作方法、イベントレポートなどについて書きます。原則毎週水曜日更新。

HTC Vive向けアプリケーション開発支援ライブラリVRTKを使ってVR内のアクションを実装してみた

糖質制限を始めてから生活習慣が改善され体調がすこぶるよくなったVR室の@daybysayです。

さて、今回も懲りずにHTC Vive向けのコンテンツ開発について勉強したいと思います。

今回紹介するのは VRTK というOSSのVRコンテンツ開発用ライブラリです。

開発したアプリは↓で公開しています。

github.com

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HTC Vive向けにアプリケーションを開発する〜コントローラでインタラクション編〜

最近糖質制限を始めたVR室の@daybysayです。

明日はPSVRの発売日!弊社ももちろん購入しているので、到着が楽しみです!

さて、今回は前回の続きとして、HTC Vive向けのアプリにインタラクションの機能を追加したいと思います。

やはりVRコンテンツは、プレイヤーの身体を用いたインタラクションでVRの世界に影響を与える体験が楽しいですよね。

ということで今回はコントローラを用いたインタラクションの実装についてご紹介します。

ちなみに今回開発したアプリは下記にあげてあります。

github.com

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空間3Dスキャンカメラ Matterportの使い方とレビュー

https://media.giphy.com/media/l2SpV8p1shZDIsL28/giphy.gif

こんにちは。VR室長の jujunjun110です。

突然ですが、いま世に出ている「VRコンテンツ」*1は、3DCGをベースに作られているものがほとんどです。*2

実空間やオブジェクトをスキャンするのに対して、3DCGをモデリングするほうがクオリティが高く、コストが低くなりやすいというのが最大の理由でしょうか。

けれど!

やっぱり、実際の空間もVRにして訪れたいじゃないですか。
家にいながらにして海外旅行したりしたいじゃないですか。

全天球動画という選択肢もあるけれど、移動やインタラクションができないのはもの足りない!

そんな課題を解決すべく、実空間を3Dスキャンできるカメラ Matterport を購入して使ってみたので、今回は紹介とレビューをしていきたいと思います。

*1:全天球動画はインタラクションができず「実時間の相互作用性」がないので、ここではVRに含まないというスタンスです。

*2:実写ベースのVRコンテンツとしては、Steamが公式で出しているDestinationsというアプリのEnglish Churchというコンテンツが非常にクオリティが高いのでオススメです。

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HTC Vive向けにアプリケーションを開発する

みなさん初めまして。

VOYAGE GROUP VR室、エンジニアの @DayBySay です。

私は現在VR室で、VR関連の技術調査とコンテンツ開発に携わっています。

このブログでは、調査内容や実際に利用した技術、開発方法についてをまとめて発信できていければと思っています。

VRコンテンツ開発(というか3Dコンテンツ開発自体)初学者のためで色々と突っ込みどころがあると思いますので、ガンガン突っ込んで頂ければ幸いです。

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